|
|
利用者が急速に増えているアップルiPhoneを購入しました。
CMでやっているようにiPhoneには、
インターネットに接続できるだけでなく、
9万種類ものアプリがあり、まさに携帯するパソコンと言えます。
その中でツーリングに役立つアプリを紹介します。
iPhoneの画面

Trapster(トラップスター)
オービスの位置の表示、警告機能、ユーザーから登録された取締り情報を
地図上に表示し、走行中にその位置に接近すると音声で警告してくれるという
アプリです。
しかも、GPSロガーの機能もあり、
Googleマップ上に走行軌跡表示や、
現在地を表示できます。
Trapster起動画面

GPSロガー機能により地図上に走行軌跡を表示できます。
紫色のラインが走行軌跡です。

機能はこれだけに留まりません。
ツーリング中に撮影した写真の位置を地図上にも表示することができます。
赤い矢印の部分を押すと、
下のように撮影した写真が表示されます。

走行軌跡や写真はTrapsterのサイトに自動的にアップロードされ、
パソコンからも見ることができます。
走行軌跡や写真が見られるURLを
メールで送ることができるので、
友達にツーリング情報を見せることも
可能です。
メールの送信画面

これだけ多機能でありながら、
使用料がなんと無料!!!
起動時にソフトバンク電波の圏内でないとサインインできないですが、
一度サインインすれば、走行中に圏外になってもGPSロガーは、
走行軌跡を記録し続けます。
ツーリングには欠かせないアプリです。
        
2010/7/5インプレッション追加
iPhoneのOSがバージョンアップされ、
バックグラウンドでTrapsterを起動できるようになりました。
いままでは、
カーナビアプリを使っていればTrapsterが使えない、
Trapsterを使っていればカーナビアプリを使えない。
インターネットやカメラを使おうとするとTrapsterのGPSログが途切れる。
Softbank圏外で一度他のソフトを使うために、Trapsterを終了させると
Softbank圏内に行くまで再ログインできず、GPSログが途切れる。
という不便なところがありましたが、
その問題が一気に解消です。
バックグラウンドでTrapsterを起動しておけば、
GPSログを取り続けることができます。
そして今回新しく発見したことは、
GPSログを取っている最中は、
「Web上で現在地がリアルタイムで更新されている」
ということです。
TrapsterのHPから自分のGPSログページを表示し、
iPhoneを持って移動すると、
現在地を示す赤いフラグもリアルタイムで動いています。
映画で良く見る場面、
「逃走車に発信機を付けて、
警察本部のモニターで逃走車を地図上で表示して追跡している」という
まさにあの状態です。
今信号待ちで停まっているとか、
コンビニの駐車場で休憩しているとかまで分かってしまいます。
文明の進化はすごいですね。
        
2010/7/11インプレッション更新
圏外では写真を撮れないと書きましたが、
撮ることができました。
Trapsterを起動してログインしてから、
3Gネットワーク回線をOFFにして、自宅を出発。
月ヶ瀬の高山ダムまで行ってきました。
月ヶ瀬のドライブインで写真を撮り、
自宅へ戻り、3Gネットワーク回線をONにしました。
すると下の通り走行ログも写真も
ちゃんとアップロードされています。
この前撮れなかったのは、たまたまアプリが落ちたのが
原因と思われます。

        
2012/5/5インプレッション更新
グーグルマップの有料化に伴い、Trapsterの地図がグーグルからNAVTEQに変更になりました。
日本国内の地図が粗く全く使い物にならなくなりました。
代用品として発見したのが「Track」です。
Trackのインプレッションはこちら
青山高原プチツーリング
http://vmax.tabigeinin.com/page185.html#lcn049
koredoko
Trapsterの写真を取った場所を地図上に表示する機能は
当然ながらTrapsterを起動している時しか駄目ですが、
koredoko(これどこ)は、iPhoneで取った写真が
どこで撮影されたがを地図に表示するソフトです。
GPS機能をONのした状態でiPhoneカメラで撮影をすると
写真にGPS情報が埋め込まれますので、
koredokoで写真を開くと
地図と写真、撮影日時が表示されます。

撮影場所や日時は時と共に記憶も薄れがちなので、
後日、ツーリングの記録などをホームページなどに載せる時に
非常に便利です。
これも無料のアプリです。
コンパス

iPhoneには、Googleマップで現在地が表示され、
しかも自分の向いている方向に地図が自動で回転しますが、
道に迷ったときに、携帯が圏外であれば地図が表示できません。
このコンパス機能は、圏外でも方角が分かりますので、
旺文社のツーリングマップと併用すれば
道に迷うことも少なくなると思います。
ウェザーニュース
パソコンではおなじみのウェザーニュースも
見ることが可能です。

雨雲レーダの精度が非常に高く、
降水確率●●%と表示されている天気予報では分からない情報が分かります。
雨雲の動きを現在から6時間後まで1時間おきに予想表示してくれるので、
気象に詳しくない素人の僕でも現在雨が降っている場所はどこか?
何時ごろ雨が降り出しそうかが、かなり正確に分かります。
ツーリング前の天気チェックには欠かせません。
iPod
音楽を聴けるiPodの機能もあります。

音楽再生中は歌詞も表示することができます。

Bluetooth機能のあるイヤホンを
使用するとツーリング中に音楽を聴けます。

上記のTrapsterのオービス警告音もイヤホンから聞くことができます。
その他、インターネットラジオなども聞くことができます。
食べログ
インターネット上のサイトではもうかなり有名ですが、
iPhoneの食べログのアプリは、GPS機能を利用し、
現在地から半径○○km以内で探すという機能もあります。

口コミや写真はパソコンサイトと同様に閲覧でき、電話番号を
押すと電話をかけられたり、

住所の部分を押すと

地図上の店の位置にピンを立てて表示してくれます。
ツーリングマップルでは分からない地元で有名な店や
マイナーだけれどおいしい店など色々検索することが
可能です。
ツーリングプランを立てる時や、
現地で店を探したりする時に非常に便利です。
Good Reader
いわゆるPDFリーダーですが、
何が便利かというと

VMAX取扱説明書(ヤマハホームページからダウンロード可能)を
常に携帯することができます。


JPGとかの画像ファイルではないので、
下の写真のように細かな部分まで綺麗に拡大して見ることができます。

旅のお供に取扱説明書。
Map Fan for iPhone
オフラインで使えるカーナビが遂に発売されました。

パソコンでは有名なMapFanです。
アプリのインプレを見ると、
都心部以外は詳細図が充実していなくて
使い物にならないと書かれていましたが、
バージョンアップによっていくらか改善されたようなので
少し高いですが買ってみました。

目的地の検索は、この画面からできます。
電話番号検索が無いのが残念ですが
住所検索とキーワード検索があるので
まあ良いでしょう。
もちろん地図上の目的地をタップして
そこを目的地にすることも可能です。

経由地(立寄地)設定も可能です。


分岐ポイントが近づくと
700m前、300m前、直前の計3回案内音声が流れます。
Bluetoothイヤホンがあれば音声も確実に聞き取れます。
案内中は、緑の矢印で
目的地の方向と距離も表示されます。
インプレにもあった詳細図方は、
上の通り田舎の伊賀上野でも
十分すぎるほどの詳細図が出ます。
伊賀上野の市街地を少し外れても

車が通れないようなこんな脇道も

しっかり表示されてます。
十分過ぎるほどの詳細図といえます。
道を外れたときも
「道を外れました」の音声と共に
数秒でリルートされます。
iPodで音楽を流しながら
ナビゲーションが可能で、
案内音声が流れるときは音楽のボリュームが自動で下がります。
このアプリは、かなりおすすめです。
        
2010/7/17インプレッション更新&新アプリ紹介
高野山ツーリングの時に分かったことですが、
Map Fanは、圏外では経路検索が出来ないだけでなく、
目的地の変更ができません。
高野龍神スカイラインに入る前に
潮岬に目的地を設定していたのですが、
圏外で目的地を変更しようとしたら、
圏外でも、新規の目的地は検索できますが
目的地の設定ができません。
従って、圏内に行くまで、延々と古い目的地の案内音声が流れます。
また、Map Fanは
案内中は、
目的地までの距離が
下のように緑の矢印内に○○kmというように表示されます。

直線距離で表示されても、目的地まであとどれくらい
時間がかかるかさっぱり分かりません。
到着予想時刻も表示されません。
さらに、高速道走行中は次のインターやサービスエリアまでの
距離の表示があった方が便利ですが、
これもありません。
このような不満を抱えながらも圏内を走るときの便利さは
すばらしいものがあるので使い続けていましたが、
近日iPhoneアプリにすばらしいカーナビアプリが公開されるそうです。
その名もNavico
http://iphone.wac-jp.com/navico/
オフラインでの地図表示はもちろん、
オフラインでのルート検索、年間更新料不要、電話番号検索、
高速道のIC、PA距離表示、到着予想時刻表示、iPod操作や曲名表示まで
できるそうです。

↑
Navico HPより転載
Map Fanで不満に思っていた機能が全て網羅されているどころか、
市販のカーナビと全く遜色ありません。
価格は6000円と高めですが、
これだけの機能が付いていたら納得の価格だと考えています。
来月の北海道ツーリングまでには公開されてほしいところです。
Navico
ついに本日Navicoが公開されました。
他の人のインプレ等を見ることもなく即買いです。


地図は、ピンチイン・アウトで拡大縮小できますが、左の+-ボタンでも
操作可能です。バイクのグローブを付けた状態でピンチイン・アウトの操作は
やりづらいので、これは便利です。
画面下のオレンジ色のウィンドウはiPodの再生中の曲が表示されます。

オレンジ色の部分をタップすると、現在の住所も表示されます。

オレンジ部分の左上にあるボタンを押すと、
上のようなアイコンが表示され、
iPodのコントロールも可能です。

試しに宗谷岬を検索してみると

詳しく見るのボタンを押すと

簡単な情報や連絡先まで出てきます。

電話番号部分をタップすると電話が掛けられたり、
情報部分をタップすると、アドレス帳に登録でき非常に便利です。

ルート案内のデモモードで表示してみると、
次の交差点までの距離とレーン案内が右上に大きく表示されます。
到着予想・距離・目的地の天気が右下に表示されます。

iPhoneを横に向けると、横長表示もできます。

高速道路も次のインターまでの距離が表示されます。

地図やナビゲーション設定も非常に細かく設定できます。
MapFanより格段に優れています。
また実際に使用したインプレッションなどをアップしていきます。
このようにツーリングに非常に役立つ機能が満載です。
一度iPhoneを使うと他の携帯はもう使えません。
また、せっかくの休日にツーリングを楽しんでいるときに
仕事の電話等受けたくない場合は、
電話機能をOFFにしてiPodで音楽のみを楽しむことも可能です。
電話機能をOFFにするとインターネット接続もできなくなるので、
Trapsterは使えなくなりますが・・・
|
|
|